
「ピアノを始めてみたい」
「独学とピアノ教室、どっちがいいんだろう?」
ピアノを始める際によくある悩みが、独学とピアノ教室の2択についてだと思います。
独学のが気軽に始められそうだけど、やっぱり最初はピアノ教室がいいのかな?など、いろいろ迷いますよね。
ちなみに僕は4歳からピアノ教室に通い始めて、今は独学でピアノを続けています。
そんな経験をもとに書いているので、良かったら参考にしてください。
【自主練が必須】ピアノ教室って何をするの?
最初に、ピアノ教室では何をしているのか紹介します。
1. 新しい曲を教わる
2. 家で練習をする
3. 練習の成果を見てもらう
4. アドバイスをもらう
5. その部分を家で再び練習
3~5を繰り返す→上達していく
レッスンの流れはこんな感じで、つまりは家での練習が必須ということです。
アドバイスもらったのに練習せず、前回と同じ状態でレッスンを受けても仕方ないですよね。
あまり家では練習しないという習い事もありますが、ピアノは練習がガッツリ必要になるので、覚えておきましょう。
独学ピアノのメリット
まずは独学ピアノのメリットです。
つまりは、これができないことがピアノ教室のデメリットになるわけですね。

弾きたい曲が弾ける
- 家ではレッスン曲の練習
- 弾けるようになったらすぐ次の曲に
- ピアノ教室に通うと他の曲を弾く暇がない
1つ目は、自分の好きな曲が弾けるということです。
ピアノ教室に通っていると、練習しなくてはいけない曲があって、他の曲を弾く暇がなかったりします。
弾きたい曲を練習してても、

などと考えてしまうこともありますね。
なので、そういった縛りのようなものがないのが、独学ピアノのメリットです。
自分のペースで弾ける
- 今週は忙しい
- 手に軽く怪我をした
- なんか気がのらない
理由はいろいろありますが、ピアノを触りたくないって時がどうしてもあると思います。
ですが、ピアノ教室に通っていると、全く練習をしないわけにはいきません。
もちろん、怒られるから練習をするわけではありませんが、独学なら休みたい時に堂々と休めます。
そんな感じで、自分のペースで進められるのもメリットの1つですね。
費用を抑えられる
- 月謝は平均6000~9000円ほどとも
- 月謝プラス教本代が2000円前後
- 独学なら教本代だけで済む
3つ目は費用が安く済むことです。
当たり前かもですが、ピアノ教室に通った方が費用はかかります。
僕の通っていたピアノ教室だと、月謝が6500円だったと思うので、1年で78000円ですね。
そう考えると、結構大きな差ですよね。
独学ピアノの注意点

新しい曲に挑戦する
- 弾ける曲を何度も弾いてしまう
- 新たに曲の練習を始めるのが面倒
- 並行して新しい曲にも挑戦
1つ目は、新しい曲に挑戦するということです。
やはり、弾けるようになった曲を何度も弾いたところで、ピアノはあまり上達しません。
ちなみにこれは僕もあるので、あまり人のことは言えませんね。
なので、弾けるようになったら新しい曲に挑戦することを、一緒に心がけていきましょう。
練習で行き詰まる→挫折
- 練習していて行き詰まることも多い
- 独学は助けてくれる先生がいない
- 自分で解決できず挫折することも
もう1つは、挫折しやすくなる点です。
困ったときに助けてくれる先生がいないは、独学ピアノの難しいところですね。
僕がピアノ教室に通っていた時は、行き詰ったという経験が全くありませんでした。
なので独学になって、どの指で弾くか考えるだけでも、とても新鮮ですね。
そんな感じで、困ったときは考え方を変えてみるというのも、独学ピアノのコツだと思います。
ピアノ教室に通うメリット
次にピアノ教室に通うメリットを紹介します。
こちらも、逆のことが独学ピアノのデメリットになるということですね。

アドバイスをもらえる
まずは、先生が助言をしてくれることですね。
たとえば、僕がしてもらった助言はこんな感じです。
- 曲の強弱の変化
- 弾く時に意識すること
- こっちの指の方が弾きやすそう
これらを、隣でお手本を見せてくれながら教えてもらいました。
そういったことのお手本を、実際に見せてもらえるのは大きいですね。
正しい姿勢でピアノに臨める
ピアノを始めたばかりだと軽視しがちですが、姿勢はかなり重要です。
たとえば、注意すべき点として、このようなことがあげられます。
・座る位置
・椅子の高さ
・猫背
・ひじの角度
やはり、自分では気付きにくいのが姿勢だと思います。
悪い姿勢でピアノを弾くことは、上手く弾けないだけでなく、ケガにも繋がります。
なので、最初から正しい姿勢でピアノに臨めるというのも、メリットの1つだと思います。
質問ができる
- 助言をもらうだけでなく質問も
- 1人では解決できないことも多い
- ピアノに関することならなんでも
先生から助言をもらうだけではなく、自分から質問もできます。
曲のことはもちろんですが、ピアノに関することはなんでも聞けるのが嬉しかったりしますね。
たとえば、おすすめの電子ピアノ。
そういったことが気軽に質問できるのは、やはりピアノ教室のメリットだと思います。
ピアノ教室の注意点

練習をしないとメリットが活きにくい
最初にも少し触れましたが、やはり家で練習をしていくことが必要です。
・助言→無意味に
・姿勢→身につかない
・質問→生まれない
こんな感じで、練習をしないと今回紹介したメリットが活きません。
助言や姿勢はもちろんですが、質問も真剣に練習しないと、やはり生まれてこないと思います。
メリットが活きないということは、独学とあまり変わらないということでもあるので、練習はしっかりしましょう。
先生と仲良くなり過ぎてしまう
- ピアノ教室は先生との距離が近い
- ピアノのレッスン時間は基本30分
- 雑談しているとあっという間
「友達に教わろうと思うか?」などの理由で、先生と仲良くなり過ぎるのは否定的な見方が多いです。
そしてピアノ教室は、先生と1対1で距離も近く、とくに仲良くなりやすい感じがしますよね。
ただ、雑談に時間をかけ過ぎると、レッスンの時間が無くなってしまうので、注意ということですね。
通信講座という選択も

注目されて始める直接会わないレッスン
ここまで読んで、

などという人は、通信講座でピアノを始めるという選択もあります。
以前は、こういった直接会わないレッスンを行う先生は少なかったのですが、こんな感じで注目されてきています。
1. 今までは質が下がると軽視
2. しかしコロナでレッスンができない
3. 試しにやってみる
4. 意外と質が保てる!と注目
やってみなきゃ分からないこともあるってことですね。
しかし、通信講座は質問に対応してないものも多く、教材を送って終わりということも少なくないです。
なので通信講座を選ぶ際は、質問に対応しているものがいいですね。
良さそうなものが見つからない人に
最後に、「質問に対応している通信講座が見つからない」という人へ一応、紹介しておきます。
どんなものかざっくり説明すると、
- 電話かメールで質問に対応
- 馴染みのある曲が多い
- 楽譜に指番号とドレミが書いてある
- ピアノの基礎や演奏のお手本DVD付き
こんな感じで、まあ下の3つはそこまで珍しくないですが、とにかく質問に対応してくれるのがいいですね。
ただ、
「やっぱりピアノ教室に通ってみたい」
「通信講座だったら独学でいいかな~」
などの選択もあると思うので、選択肢の1つくらいの感じで、覚えておいてもらえたらと思います。
【まとめ】独学とピアノ教室のメリットについて
最後に、この記事のまとめです。
・弾く曲を自由に選べる
・今週はお休みなど自分のペースで
・費用を抑えられる
次にピアノ教室のメリットです。
・アドバイスがもらえる
・ピアノを正しい姿勢で
・質問ができる
そして、それぞれの注意点や通信講座などもあるので、そこまで考えた上で自分に合うものを決めたいですね。
記事はこれで以上になります。
他の記事でも、ピアノをこれから始める人が知っておきたいことをまとめてたりもするので、良かったら参考にしてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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