「電子ピアノって、多すぎてどれがいいのか分からない」
「安すぎるのは心配だけど、10万以上はちょっと・・・」
ピアノを始める人が、必ず買うピアノ。
予算などの都合で、最初は電子ピアノを買う人も多いと思います。
しかし、調べるとたくさん種類が出てきて、どれがいいのか分からなかったりしますよね。
ちなみに僕は、4歳からピアノを習い始めて、今までそこそこ多くのピアノに触れてきました。
そんな経験も元に書いていますので、良かったら参考にしてください。
【初心者におすすめ】電子ピアノの選び方

鍵盤のタッチ
- ピアノを基準に「重い・同等・軽い」
- ポイントは人前で弾く機会の有無
- アコースティックピアノ→生のピアノ
まずは、鍵盤の重さです。
鍵盤の重さは、アコースティックピアノを基準に「重い・同等・軽い」の3種類あります。
アコースティックピアノは、グランドピアノやよく体育館にあるアップライトピアノのような、電子ではないピアノのことですね。
選ぶポイントは、人前でピアノを弾く機会の有無です。
- 弾く機会がある→同等のもの
- 弾く機会がない→軽いもの
発表会など人前で弾く機会がある人は、やはりピアノに近いものがいいと思います。
ですが、そういった機会がない人には、軽めのものがおすすめです。
さすがに、軽すぎるのは「それキーボードで良くない?」と思いますが、軽いとメリットがあることは覚えておきたいですね。
録音機能
- 自分の演奏を客観的に聴ける
- 練習にも良い効果がある
- 近年は録音機能付きも多い
2つ目は、録音機能の有無です。
近年の電子ピアノは、録音機能が付いているものも多く、気軽に録音できるのがいいですね。
練習にも良い効果が期待できるので、できれば録音機能付きのものを選びたいですね。
同時発音数が多い
- 同時に発音できる音の数
- できれば多いものがいい
- 最低64音以上は欲しい
3つ目は、同時発音数の多いものです。
文字の通り、同時に発音できる音の数が同時発音数で、最低64音は欲しいですね。

と思うかもしれませんが、同時発音数は、ペダルを踏んでいる間もずっと増え続けます。
なので、10~20音くらいはあっという間にいくため、そのくらいは欲しいですね。
電子ピアノの基本仕様を比較
今回紹介する電子ピアノの基本仕様を、メーカーごとに比較しました。
※コルグのみスタンド付きで、他のメーカーは専用スタンド別売り。すべてハンマーアクション搭載です。
それでは、それぞれを詳しく見ていきます。
【5選】初心者におすすめの電子ピアノ
本題の電子ピアノです。
それぞれの特徴や、メリット・デメリットなどについてまとめています。
①ヤマハ(YAMAHA) P-125
- タッチは若干軽め
- ヘッドホン端子が手前にある
- スピーカーが上部についている
- 主な付属品→ペダル・譜面立て・楽譜集など
まずは、在庫切れのことも少なくない、ヤマハのP-125です。
タッチは軽めで、長時間の練習にも向いてるタイプですね。
電子ピアノを弾いていると、徐々にペダルがズレてくることがあり、そういったことを防げるのは嬉しいですね。
ただ、1つだけ注意点をあげるとすれば、鍵盤の手前側に少し隙間があることです。
その隙間にホコリが入りやすいので、こまめに掃除することが必要になるので、覚えておきましょう。
別色ーホワイト
②カシオ(CASIO) PX-S1100
- タッチは少し重い
- 手前にヘッドホン端子がある
- コンパクトで場所を選ばない
- 乾電池使用にも対応
- 主な付属品→ペダル・譜面立て・楽譜集など
「初心者の電子ピアノはヤマハかカシオ」みたいな風潮ありますよね。
こちらは2020年に最も売れたとも言われている電子ピアノ、PX-S1000の後継です。
コンパクトで場所を選ばず、持ち運びもしやすいのがいいですね。
僕が実際に弾いた感覚ではやや重く感じ、口コミでもそういった声を見かけます。
なので、少し弾きごたえを感じる電子ピアノかも?ということは覚えておきたいですね。
別色ーホワイト
ーレッド
③ローランド(ROLAND) FP-10-BK
- タッチはピアノに近い
- コンパクトで場所を選ばない
- ヘッドホン端子が後ろ側
- 主な付属品→ペダル・譜面立て
ステージピアノのカッコいいイメージもある、ローランドの電子ピアノ。
こちらは、タッチがこの価格帯の電子ピアノでは最強という声もあり、アコースティックピアノに近いです。
よって人前でピアノを弾く機会がある人には、とくにいいですね。
よくある1.2mのイヤホンだと、長さが足りないかもしれないので、注意です。
④コルグ(KORG) C1 AIR
- タッチは若干重め
- 鍵盤のカバーがついている
- 色が6色あってオシャレ
- 主な付属品→ヘッドホン
こちらは、スタンドや鍵盤カバーなど、ひと通り揃っているタイプの電子ピアノです。
机の上に置いたり、こまめに場所を変えて使う予定のない人は、揃っていた方が楽ですよね。
また、色が6種類あって、好きな色を選べる点も魅力です。
こちらは、2人での組み立てが推奨されているので、1人だと少し苦戦するかもしれません。
ひと通り揃っていることで、楽なこともあれば苦労することもあるのは、覚えておきたいですね。
別色ーホワイト
ーブラウン
ーウッデン・ブラック
ーホワイトアッシュ
ーレッド
⑤カワイ(KAWAI) ES110
- タッチは少し軽め
- 音質がとにかく高評価
- ヘッドホン端子は後ろ側
- 主な付属品→ペダル・譜面立て
「天下のカワイ」とも言われている、音質の良さで有名なカワイの電子ピアノ。
特徴はもちろん音質で、とにかくめっちゃいいです。
カワイのピアノは、「透き通っている・キレイな・上品な」などと音質を形容されますが、まさにその通りだと思います。
スピーカーで使う分には問題ありませんが、音を出せない環境で使う予定の人は覚えておきましょう。
別色ーホワイト
【迷ったら】見た目で決めるのもおすすめ
- 見た目で選べるのは最初だけ
- 実力が上がると色々こだわりも
- 高いピアノは黒か白ばかり
ここまで読んでみても、どれがいいか選べないという人もいると思います。
そんな人は、見た目で決めてみるのがおすすめです。
ピアノの実力が上がってくると、微妙なタッチの違いや音質などが気になり出し、見た目では決められなくなると思います。
見た目が好きな電子ピアノで弾くことは、挫折の防止にもなるので、迷ったら見た目で選んでみるというのもおすすめです。
【まとめ】初心者におすすめの電子ピアノ→迷ったら見た目で
最後に、この記事のまとめです。
記事は以上になります。
この記事が、電子ピアノ購入で悩んでいる人の参考に少しでもなれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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