こんにちは、おとぎです。
「重要な書類やお祝いの表書き」
こういった機会に備えて、ペン字練習を始めてみようと思ったりもします。
しかし、ペン字練習帳は種類が多く、どれが良いのか分からなかったりもしますよね。
ちなみに僕も、ペン字練習帳についてはかなり調べました。
書道家さんが解説している動画をみたり、書店で試し読みしたりと結構時間がかかりましたね。
そんな時間をかけて調べたことを、できるだけ簡潔にまとめたので参考にしてください。
ペン字練習帳の選び方
まずはペン字練習帳の選び方についてです。
特に意識したいポイントを3つ紹介しています。

お手本にしたい先生で
- お手本はすべて先生の手書き
- 自分が書きたいと思う字で選ぶ
- メディアで活動している書道家さんも多い
1つ目は、お手本の字で選ぶということですね。
基本的にペン字練習帳のお手本は著者、つまり書道家の先生が書いたものです。
そんなお手本の字を見て、「自分もこんな字が書きたい」と思うものを選びましょう。
ネットで買う際もお手本が確認できたりと、先生の字を見れる機会は多いですね。
中には字のクセが強い先生もいるので、できるだけお手本は見るようにしましょう。
目的に合わせて
- はがきや年賀状など
- 宛名用に都道府県名が練習できたり
- 練習した字をそのまま実践で使える
2つ目は、自分が字を書くタイミングに合わせて選ぶことです。
たとえば、はがきや年賀状を意識して、都道府県名や新年のあいさつ文が練習できるものもあります。
できれば練習した字を、そのまま実践で使えた方が嬉しいですよね。
なので、ペン字を練習したい理由が明確に決まっている人などは、こんな選び方もいいですね。
練習期間
- 30日!などと練習期間が明確に
- 期間が決まっていると継続しやすい
- 字を書くことが苦手な人はとくに効果的
3つ目は、練習期間が明確に書かれているものですね。
人は、期間が決まっていた方が、物事を継続しやすかったりします。
たとえば、時給が良くて始めた1ヶ月の短期バイト。

みたいな感じで、ずっとは嫌だけどいつ終わるか分かっていると頑張れそうですよね。
そんな感じで、継続できるか不安な人は、練習期間が明確に書かれているものを選ぶのもアリです。
おすすめのペン字練習帳5選
本題である、おすすめのペン字練習帳を紹介します。
ちなみにどれも、解説や姿勢・持ち方などの基本的なことは分かりやすくまとめられていますね。

①30日で上達!書き込み式ボールペン字練習帳
- 著者→加藤恵美
- 発売→2021年
- ページ数→96ページ
- ビジネス文などが多い
- 数字やアルファベットの練習も
より実用的な練習をしたい人には、こちらがおすすめです。
ビジネス文の練習が多めにでき、仕事で字を書く機会が多い人に向いてるペン字練習帳ですね。
そして現在もっとも良いとされている、漢字→カタカナ→ひらがなの順で練習が進んでいくのも良い点です。
そんなお母様の書籍の良いところだけを活かし、より仕上がっているというような印象もありますね。
ただ、強いて言えば最後の「つづけ字・くずし字」のところで、もう少し解説が欲しいと感じたりもしました。
ですが全体的に完成度が高く、「どれが良いのか分からない」という人は、とりあえずこれにしておくのもいいですね。
②美しく正しい字が書けるペン字練習帳
- 著者→和田康子
- 発売→2012年
- ページ数→95ページ
- Amazonでベストセラー
- お手本のクセがとくに少ない
こちらは、Amazonでめちゃくちゃ売れているペン字練習帳です。
お手本のクセが少なく、実用的な練習もできて、加藤先生と同様に完成度が高い印象ですね。
また、にじみにくい紙が使われていて、筆ペンで気軽に練習できる点もいいですね。
少し古めの書籍なので仕方ないかもしれませんが、現在良いとされる順と違う点は覚えておきたいですね。
ちなみに、進み方が重要とされる理由はこんな感じです。
1. ひらがなよりも漢字の方が書く機会が多い
2. 「江」などカタカナで構成される漢字も多い
3. 漢字→カタカナと学ぶことで漢字の理解が深まる
4. よって理想は漢字→カタカナ→ひらがな
つまり漢字の後にカタカナを学んで、ペンの使い方や流れなどの理解を深めましょうってことですね。
なのでこちらを買う場合は、順序を変えて練習を進めていく方が効果的だったりするかもしれません。
ただ、クセの少ない字というのは、多くの人が美しく感じる字ということです。
そんな字をお手本に書けるということで、こちらもおすすめの1つですね。
③中塚翠涛の30日できれいな字が書けるペン字練習帳 特別版
- 著者→中塚翠涛
- 発売→2018年
- ページ数→79ページ
- 1日2ページで30日
- メディアの印象も強い
こちらは、中塚先生の10冊目の書籍です。
中塚先生は、中居さんの番組でペン字のコーナーを担当されていたこともあり、知っている人が多いかもしれませんね。
1日2ページ、20~30分で終わるので、字を書くことが苦手な人も気軽に美文字を目指せます。
宛名や地名、名前に履歴書など、比較的多くのジャンルが練習できるのも良い点ですね。
そして進み方も、ひらがな→カタカナ→漢字の順になっています。
なので購入を検討している人は、1度お手本をしっかり見てからの方がいいかもしれませんね。
ただ、僕が見た限りだと字にあまり悪い印象はなかったので、「こんな字を書いてみたい」と思った人が買うのは全然アリだと思います。
④本気で綺麗な字になるための美文字練習
- 著者→早矢仕郁美
- 発売→2019年
- ページ数→88ページ
- インプットとアウトプットを重視
- 練習マスが多め
こちらは練習マスの多さが特徴です。
ただ多いだけではなく、「お手本を見ながら」や「見ずに思い出して」など練習の仕方が明確に指示されています。
物事の定着に重要なインプットとアウトプットがかなり意識されている印象です。
また、漢字→カタカナ→ひらがなの順で進んでいくのもいいですね。
値段もこれまで紹介してきたものと比べたら倍くらいするので、そんな点も注意ですね。
ですが指示が明確で、インプットとアウトプットを意識しながらという質の高い練習ができます。
なので、そんな練習に魅力を感じたら、少し多めに払って買うのもアリですね。
⑤日本一きれいな字が書けて教養も身につく美文字お稽古ノート
- 著者→青山浩之
- 発売→2021年
- ページ数→104ページ
- 文学についても学べる
- 字の上達には時間がかかる
5つ目では、今までと全然違うタイプのペン字練習帳を紹介したいと思います。
こちらは、ビジネス文やカタカナの練習など一切出てきません。
まず、いろは歌でひらがなの練習をします。
そしてそのあとは、文学を学びながら文学書に出てくる一文をひたすら104ページ書き続けるという感じですね。
ただ書くだけではなく歌の意味も考えながらなど、1段階上のポイントがいくつか書いてあったりもしますね。
もしかすると、
「本当に字が上手くなりたいなら、字の背景も意識しながらたくさん練習をしなさい」
ということなのかもしれませんね。
なので文学に興味がある人や、1段階上のポイントが気になる人は、選択肢の1つに入れておくのもいいと思います。
【左利き用】誰でも一瞬で字がうまくなる大人のペン字練習帳
- 著者→萩原季実子
- 発売→2020年
- ページ数→112ページ
- 左利きに特化した書籍
- 実用的な練習もできる
ここで、左利き用のペン字練習帳も紹介したいと思います。

と字は諦めているって人もいますよね。
こちらの書籍は、なぜ左利きだと字が上手く書けないのかという説明から始まります。
そしてそれを踏まえた上でのコツや、意識すべきポイントなどを学ぶという流れですね。
お手本が見やすいように右にあったり、年賀状や宛名など、実用的な練習ができるのも良い点です。
どこで買うのかにもよりますが、1000円くらいはする印象です。
ですが、左利きには嬉しい書籍になっていると思うので、興味がある人は前向きに検討したいですね。
ペン字練習を習慣にするコツ

ペン字練習に興味はあるけど、継続する自信がない人もいると思います。
最後にそんな人たちへ、ペン字の練習を習慣化するコツを紹介するので参考にしてください。
練習は週4日でOK
- 習慣化には週4日以上が効果的
- 毎日行うことを目標にはしない
- 挫折しやすさが上がってしまう
1つ目は、目標を週4日に設定することです。
習慣化には週4日以上行うことが効果的だと、ビクトリア大学の研究で分かっています。
毎日やらなければいけないと思っていた人は、4日でいいので朗報ですね。
忙しくてどうしても練習できず、継続が崩れてしまうことによるモチベーション低下が原因ですね。
もちろん、毎日練習した方が上達は早いと思うので、結果的に毎日していたというのは問題ありません。
あくまでも目標は週4日がおすすめということですね。
目標達成できなくても責めない
- 週4日できなくても自分を責めない
- 自分を責める→挫折につながる
- 失敗した原因を分析することが重要
2つ目は、もし週4日できなくても自分を責めないことです。
挫折の原因の1つが、

と失敗したときに自分を責め過ぎることだと言われています。
冷静に考えると、週0日だったことを急に4日もしようとすれば失敗する時もありますよね。
自分を責める必要は全くないので、次へつなげるという意識を忘れないようにしましょう。
【まとめ】おすすめのペン字練習帳→5+1種類紹介
この記事では、おすすめのペン字練習帳について紹介しました。
記事はこれで以上になります。
当ブログではペン字を始め、おすすめの趣味についての記事を中心に書いています。
良かったら参考にしてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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