【ピアノの独学は無理です】初心者が失敗する3つの理由

こんにちは、おとぎです。

 

ピアノを始めるなら最初はピアノ教室に通った方が・・・的なことはよく聞きますよね。

 

仕事が減るのを理由に、ピアノの先生が嘘ついているのでなければ、なぜそう言われるのでしょうか。

 

そこで今回は、ピアノを独学で始めると失敗する理由を3つ紹介したいと思います。

 

ちなみにそんな僕は4歳からピアノ教室に通い、今は独学でピアノを続けています。

 

好きで続けているだけで、学んでる感はあまりないんですけどね。

 

そんな経験も元に書いていますので、良かったら参考にしてください。

 

ピアノの独学が無理と言われる3つの理由

①他にはない両手の絶望感

  • 両手が複雑で全然違う動きをする
  • ここまで両手が複雑な楽器は珍しい
  • 挫折の原因にもなる

 

まずは、両手で弾く難易度の高さです。

 

ピアノはバイオリンなどのような、音すらまともに出せない難しさはなく、難易度が高いイメージを持つ人は少ないかもしれません。

 

ですが冷静に考えて、両手が複雑でこんなに違う動きをする楽器は少なく、普通に無理です。

 

そして、この両手で弾くことに関しては、基本的に慣れるしか解決策がありません。

 

この慣れるまでの期間が結構しんどく、もう無理!と挫折してしまう人も多いですね。

②人は選択肢が多すぎると決められない

よし!ピアノを始めよう!

 

と決心するところまではいいのですが、その後に決めなくてはいけないことが結構多いです。

 

たとえば、こんな感じですね。

ピアノを始める際に決めること
・どのピアノを買うか
・どこにピアノを置くか
・どの椅子買うか
・どの教本が良いか

 

「どの」だの「どこ」だの、しつこくて嫌になってきますね。

 

ちなみに、椅子なんて迷う?と思うかもしれませんが、背もたれのアリ・ナシで結構迷ったりもしますね。

 

ピアノ教室だったら、こういったことを気軽に先生へ相談できます。

 

しかし、ピアノを独学で始める際は、すべて自分で決めなければなりませんよね。

「選択のパラドックス」で決められない

  • 人は選択肢が多くなると決められない
  • ↑これを「選択のパラドックス」と呼ぶ
  • 電子ピアノは種類がたくさんある

 

選択肢が多いのは良いことだと思われがちですが、人間は多すぎると決められなくなってしまう生き物です。

 

「とりあえず今日はいいや」などと先延ばしにして、結局決められないなんて経験があったりしませんか?

 

あれがまさに、選択のパラドックスです。

 

そして電子ピアノなどは種類も多く、この決められない現象が起きやすいですね。

 

ちなみに、身近なところでも、この選択のパラドックを避けるような配慮がされています。

 

たとえば、iPhoneです。

 

もっと色があればいいのにな~と思ったりもしますが、あれはあえて絞っているのでは?とも考えられています。

 

まあそんな感じで、選択肢の多すぎが良くないということは、覚えておきたいことですね。

③行き詰まる→助けてくれる人がいない

ピアノ教室では先生が助けてくれますが、独学だと行き詰まった時に自分で解決しなければなりません。

 

ちなみに、僕が独学になってからピアノ教室との違いを1番感じたのは、ダントツでこれです。

 

「ここはどの指で弾けばいいんだろう」

「楽譜通り弾いてるのになんか違う気がする」

 

などと、新しい曲に挑戦していると、行き詰まることが多いです。

 

そしてこれらは、少し考えて答えが出ることでもなかったりします。

 

そんな時に、「ピアノの先生がいたらな~」と独学の辛さを実感したことは何度もありましたね。

【解決策】独学ピアノは無理じゃない

①短期間での上達は無理

  • 短期間で上達しようとしない
  • 継続が大事
  • 目安は右手を見ずに弾けるか

 

先ほど触れた通り、両手で弾けるようになるには慣れが重要で、短期間ではなかなか上手くいきません。

 

つまり継続が重要なわけですが、漠然と「練習を継続しましょう」と言われても、難しいですよね。

 

そこで参考の1つとして、両手で弾けるようになる流れを紹介しておきます。

 

両手で弾けるまでの流れ
1. まずは片手ずつ練習
2. 慣れてきたら両手でゆっくり
3. 徐々に右手は見なくてもいけそうな気が
4. 左手だけ見て右手は感覚で弾いてみる
5. 最終的には楽譜だけ見て弾く

 

基本的に両手での演奏は、左手だけを見て弾くところから始まる人が多いです。

 

ちなみに右手は全く見ないというよりは、左手を見る時、一緒に見える範囲の鍵盤をあてにして弾く感じですね。

 

ただ、それは少し先のことなので、まずは「右手を見ずに弾けそう」という感覚を目安に、練習を継続していきましょう。

②参考にする人を数人に絞る

選択のパラドックスを避けるために、参考にする人を選びましょう

 

どんな人を参考にすればいい?という人はこんな点を意識してみてください。

 

参考にする人の選び方
・ピアノ教室に通っていた人
・独学でゼロから始めた先輩
・演奏動画を見て

 

やはり、おすすめはピアノ経験者ですね。

 

ちなみに僕も、ピアノ経験者さんたちの記事を探してよく読みます。

 

僕とは全く違う視点でピアノのことを考えてる人もいたりして、勉強させてもらってますね。

③お手本を見る

  • お手本を見て参考にする
  • 弾いてみた動画はたくさんある
  • DVD付きの教本でも

 

行き詰った時は、お手本の動画を見ましょう。

 

たとえばバイエルなど有名な教本は、お手本動画も多いです。

 

最初は、お手本動画があるか確認してから、弾く曲を選ぶのもいいですね。

 

ピアノ教室でも、最初に先生のお手本を見てから練習するので、お手本を見ることは重要性は覚えておきたいですね。

 

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【視点を変えて】行き詰まることが独学ピアノの面白さ

  • ピアノ教室は先生がすぐ助けてくれる
  • よって行き詰まったことがなかった
  • 独学になって初めて行き詰まる
  • 試行錯誤し自分で解決することで達成感

 

僕はピアノ教室をやめるまでに、行き詰まったと感じたことが正直1度もありませんでした。

 

「ここはどうやれば弾けると思う?」と学校の先生的な感じで、生徒に考えさせるみたいなことも多分なかったですね。

 

なので弾き方を考えること自体がとても新鮮で、上手くいった時の達成感は凄かったです。

 

そんな感じで、ピアノ教室ではなかなか経験できない楽しさを独学で感じられることも覚えておきたいですね。

 

ただ、どうしても解決しない時は、やはりお手本動画などを見るようにしましょう。

 

【まとめ】ピアノの独学は無理→対策を3つ紹介

今回紹介した、ピアノの独学が無理と言われる理由はこんな感じです。

独学ピアノが難しい理由
・両手で弾けるまでがしんどい
・選択のパラドックス
・行き詰まっても助けてくれる人がいない

 

そして、その解決策です。

独学ピアノのポイント
・練習を継続する
・参考にする人を絞る
・お手本を見る

 

記事はこれで以上になります。

 

他の記事でもピアノについて書いているので良かったら参考にしてください。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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