こんにちは、おとぎです。
みなさんは真っ赤なカバを見たことがありますか?
カバは赤い汗をかいて、真っ赤になることがあります。
実際に見たことある方なら分かると思いますが、結構赤いです。血と見間違えて心配になるくらい赤いです。
趣味の読書で得た知識などをもとに書いているので、良かったら参考にしてください。
カバの生態
まずはカバの生態を紹介します。
カバの赤い汗について知るには、生態の知識が必要です。
カバは夜行性の動物
- 昼間は水の中で過ごす
- 夕方から夜にかけてのみ陸上へ
- 理由は肌を守るため
カバは、夕方から夜にかけてのみ陸上に出てきて餌を探す、夜行性の動物です。
理由は乾燥や紫外線に弱く、肌を守るためだと言われています。
よって、外からの影響を直接受けてしまうため、肌を守る対策が必要です。
縄張り意識が強い
- 縄張り意識がかなり強い
- カバは群れで生活している
- 縄張りの範囲は3~10キロメートル
カバは縄張り意識がかなり強い動物です。
基本的には群れで生活していて、多いと100頭以上にもなります。
10キロメートルに及ぶこともあり、その範囲内に入っただけで、カバに喧嘩を売ることになるわけですね。
気性が荒い
- 実はかなり気性が荒い
- 縄張りに入ってきたら容赦なく襲う
- アフリカでは危険な生物とも
最後は気性の荒さです。
どちらかというと、のんびり穏やかそうな印象ですが、実は気性が荒いことで有名ですね。
そして、その縄張りの範囲は広大なため、気付かずに入って襲われたりもするわけですね。

なぜカバは赤い汗をかくのか
それでは本題です。
そんな恐ろしい一面もあるカバは、なぜ赤い汗をかくのでしょうか。
日焼け止めクリーム
- 紫外線などから肌を守る
- 赤い汗をかくのも5月~10月と暑い時期
- 日焼け止めクリームのような役割
1つ目は、紫外線や乾燥から肌を守るということです。
つまり体温調節をしてるわけではないので、人間で言うと日焼け止めクリームのような役割ですね。
体温調節のために汗をかくのは、人間と馬くらいとも言われているので、覚えておきたいですね。
細菌の繁殖を防ぐ
- 細菌が傷口から繁殖するのを防ぐ
- 縄張り争いで傷を負うことがある
- 乾燥で肌が裂けることも
2つ目は傷口からの化膿など、細菌の繁殖を防ぐということです。
カバは気性が荒く、争いが起こりやすいため、傷を負うこともあります。
ちなみに、赤い汗は粘性を帯びているので、水の中で流れてしまう心配は不要のようですね。
【赤い理由】紫外線を通しにくい
実は、色が赤いのにも理由があります。
・暗い色は紫外線を通しにくい
・赤もその色の1つ
・同じ理由で青い汗をかく動物もいる
暗い色は紫外線を吸収しやすく、紫外線対策に適した色です。
ただ、熱を吸収しやすい色を体にまとうので、体温も上がりやすいということになります。
そんな上がりやすい体温を調節するためにも、やはり日中は水の中で過ごすことが必要になるわけですね。

【余談】カバの噛む力も強い
「ワニの噛む力が強い」
というのは聞きますが、カバのことはあまり聞かなかったりもしますよね。
結論から言うと、カバもかなり強いようです。
動物の噛む力ランキングみたいの調べると、
- 1位→イリエワニ
- 2位→ナイルワニ
- 3位→アメリカアリゲーター
- 4位→カバ
のように、カバの上って全部ワニじゃん!みたいなものをよく見かけます。

と思わなくもないですが、良かったら覚えておいてください。
【まとめ】カバの赤い汗→肌を守る
最後にこの記事のまとめです。
・日焼け止めクリームのような役割
・細菌の繁殖も防ぐ
・赤は紫外線を通しにくい色
記事はこれで以上になります。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。