↑電子書籍デビューを考えている人は参考にしてください

【ピアノ教室と独学】ピアノを始めるならどっち?それぞれのメリットを比較

こんにちは、おとぎです。

 

「ピアノを始めてみたい」

「ピアノ教室と独学ってどっちがいいの?」

「大人からじゃ遅いかな?」

 

ピアノ教室か独学か。

 

ピアノを始めるときに、よくある悩みですよね。

 

独学の方が気軽にできそう!でもやっぱり最初はピアノ教室?など、つい考えすぎてしまいます。

 

そこで今回は、ピアノ教室と独学のメリットをそれぞれまとめました。

 

ちなみに僕は4歳からピアノ教室に通い始めて、今は独学で続けています。

 

好きで続けているだけなので、学んでる感はあまりないですけどね。

 

そんな経験をもとに書いているので、良かったら参考にしてください。

 

ピアノ教室って何をするの?【自宅での練習が必須】

まず最初に、ピアノ教室のレッスンについてまとめました。

 

レッスンの流れ
1. 新しい曲に入る
2. 弾き方など先生にアドバイスをもらう
3. アドバイスをもとに自宅で練習
4. 次回のレッスンで練習の成果を見てもらう
5. また新たなアドバイスをもらう
6. アドバイスをもとに自宅で再び練習

↑これを繰り返して上達していく

 

流れはこんな感じで、先生のアドバイスをもとに自宅で練習する必要があります。

 

練習せず、前回と同じ状態でレッスンを受けにいっても仕方ないですからね。

 

つまりピアノ教室に通うなら、レッスン時間だけでなく練習時間も確保しなければいけません。

 

ちょっとイメージと違ったかも

 

なんてことがないように、おさえておきたいポイントですね。

ピアノ教室に通うメリット

では本題のピアノ教室に通うメリットについてです。

 

代表的なものを3つまとめました。

 

アドバイスをもらえる

  • お手本付きでわかりやすい
  • 生徒に合わせた個別のアドバイス
  • 上達にもつながってくる

 

1つ目は、先生からアドバイスをもらえることです。

 

たとえば、強弱の変化について。

 

「強く→弱く」

 

↑まあ、このくらいだったら1人でもできると思います。

 

しかし、

 

「少し強く→少し弱く」

 

もっと難易度があがると、

 

「弱く→とても弱く→少し弱く」

 

もうワケわからなくなってきますよね。

 

そして変化させてるつもりでも、録音してみると全然変わってない!なんてこともザラです。

 

ピアノ教室だと、そういったことをお手本付きでアドバイスしてもらえます。

 

生徒に合わせた個別のアドバイスだったりするのも、嬉しいですね。

 

そして上達するスピードにもつながってくるため、これらは独学にないメリットと言えます。

正しい姿勢を学べる

  • 悪い姿勢はケガにつながる
  • 自分では気付きにくい
  • クセになると治りにくい

 

軽視してしまう初心者さんも多かったりしますが、姿勢はとても重要ことです。

 

ピアノを続けていると、腰や腕など身体のどこかが痛くなる経験をすると思います。

 

原因は、基本的に姿勢の悪さです。

 

もちろん、そんな状態でピアノを弾きたくないと思うので、挫折にもつながりますね。

 

また、痛みが出るまで気づきにくいのも、姿勢の厄介なところです。

 

そして気づいても、クセになると治りにくいのがより厄介だったりもします。

 

ピアノ教室に通っていると、先生が注意してくれるのでそんな心配がありません。

 

僕も腰が曲がってきたら、よく先生にくすぐられたりしましたね。

 

そんな感じで、正しい姿勢でピアノが弾けるのは大きなメリットです。

自分から質問もできる

  • アドバイスをもらうだけではない
  • 1人では解決できないことも多い
  • ピアノに関することならなんでも

 

ピアノ教室では、先生からアドバイスをもらうだけではなく、自分から質問もできます。

 

演奏についてはもちろんですが、ピアノに関することならなんでも聞けるのは嬉しいですね。

 

たとえば、おすすめの電子ピアノ。

 

・価格はどのくらいのがいいの?
・鍵盤の数はいくつ?
・同時発音数ってなに?

 

調べるとたくさん出てくる上に、初心者さんは何を基準に選べばいいかもわからないですよね。

 

しかしピアノ教室でおすすめを教えてもらえば、その電子ピアノを買うだけです。

 

価格の相場や同時発音数はどれくらいがいいの?などについて、調べる必要もないわけですね。

 

そんな点も、独学にはないメリットと言えそうです。

独学ピアノのメリット

次は独学ピアノのメリットです。

 

こちらもピアノ教室と同様に3つまとめました。

 

弾きたい曲を演奏できる

  • 自宅ではレッスン曲の練習
  • 完璧になったらすぐ次の曲へ
  • ↑他の曲を演奏するヒマがない

 

ピアノ教室に通っていると、自宅ではレッスン曲の練習をしなくてはいけません。

 

そしてレッスン曲は1曲じゃなかったりもするので、2~3曲の練習が必要になることも。

 

なのでたとえば、

 

ジブリメドレーを演奏できたらステキだな~

 

と思ってピアノ教室に通い始めても、なかなか練習時間を確保できなかったりします。

 

独学だとそういったこともなく、好きな曲を好きなだけ演奏できますよね。

 

正直、ジブリメドレーくらいだったら、独学でもそれほど時間はかからず演奏できると思います。

 

曲や楽譜を選ぶ必要はあると思いますけどね。

 

そんな感じで、目的によっては独学の方が合っている人もいるかもしれません。

今週は休みたい→休める

2つ目は、好きなペースでやれることです。

 

・今週は忙しい
・手を軽くケガした
・なんか気がのらない

 

理由はさまざまだと思いますが、ピアノを触りたくないってときがどうしてもあったりします。

 

ですがピアノ教室に通っていると、練習をしないわけにはいきません。

 

そんな感じでイヤイヤ練習していると、

 

こんなつもりでピアノを始めたわけじゃなかったのに

 

などと、ふと我に返ってやめたくなる瞬間もありますね。

 

また、「練習をしてこないのは失礼」と考えて怒る先生もいたりします。

 

もちろん、怒られるから練習をするわけではありませんが、独学なら休みたいときに堂々と休めます。

 

やはり自由さに関する点だと独学はメリットが大きそうですね。

費用を抑えられる

  • 月謝は平均6000~9000円ほどとも
  • 月謝プラス教本代が1冊2000円前後
  • 独学なら教本代だけで済む

 

3つ目は費用についてです。

 

たとえばピアノ教室と独学のそれぞれで、同じ教本を使ったパターン。

 

(費用の比較)ピアノ教室独学
終えるまで1年3年
月謝6500円
かかった費用1年の月謝78000円と教本代教本代のみ

 

こんな感じで、教本をやり終えるまでの期間は長くなりますが、費用はおさえられますよね。

 

ちなみに、僕が通っていたピアノ教室の月謝が6500円だったみたいです。

 

僕が費用を出していたわけではありませんが、まさにこのくらいかかっていたわけですね。

ピアノ教室の注意点

次にピアノ教室の注意点です。

 

こちらも代表的なものを紹介していきます。

 

練習をしないとメリットが活きにくい

ピアノ教室へ通うなら、やはり自宅での練習が必要です。

 

たとえば練習をしていかないと、

 

①アドバイス→無意味になる
②正しい姿勢→身に付かない
③質問→生まれない

 

先生に怒られるだけでなく、ピアノ教室のメリットを活かすことができません。

 

①と②は言うまでもありませんが、真剣に練習しないと質問も生まれないですよね。

 

「メリットが活きない=独学と変わらない」ということでもあるので、練習はしっかりしましょう。

仲良くなりすぎる→レッスンに影響も

  • ピアノ教室は先生との距離が近い
  • レッスン時間は基本的に30分
  • 雑談しているとあっという間に

 

2つ目は、先生との距離感についてです。

 

「友達になにかを教わろうと思う?」

 

などの理由で、先生と仲良くなりすぎるのはよくないとされています。

 

これに関しては、ピアノ教室に限った話ではありませんね。

 

ただ、ピアノ教室は先生と1対1で距離も近く、仲良くなりやすかったりします。

 

1メートルも離れてないような距離に30分間ずっといる。

 

学校で隣の席の子と仲良くなるような感覚に近いと思うので、仕方ないかもしれませんね。

 

もちろん、ある程度なら先生と仲良くなるのも問題ないと思います。

 

「友達はリスペクトしないの?」

 

と聞かれればそんなこともないので、僕はピアノのうまい友達がいれば教わりたいと思いますからね。

 

しかし雑談をしすぎるなど、レッスンに影響が出るのはどう考えてもよくないです。

 

あくまでもレッスンを受けに来ているということは、忘れないようにしましょう。

独学ピアノの注意点

今度は反対に、独学の注意点です。

 

ピアノ教室と同様に2つ紹介しています。

同じ曲ばかり弾いてしまう

  • 弾ける曲を何度も弾いてしまう
  • 新たに曲の練習を始めるのが面倒
  • 並行して新しい曲にも挑戦

 

独学ピアノは、自由すぎるがゆえに同じ曲ばかり弾いてしまいがちだったりします。

 

新しい曲の練習よりも、弾ける曲を気持ちよく演奏している方が楽しいですからね。

 

しかし、それだとピアノの上達はあまり期待できません。

 

ただでさえ上達まで時間がかかる独学ピアノ。

 

そんな上達までの時間が、よりかかってしまうということですね。

 

ちなみにこれは僕もあるので、あまり人のことは言えません。

 

おかげで上達しないどころか、5年前くらいの方が今よりピアノが上手だった気もしますね。

 

1曲をマスターしたら、新しい曲へ挑戦することをいっしょに心がけていきましょう。

練習で行き詰まる→挫折につながる

  • 練習していて行き詰まることも多い
  • 独学は助けてくれる先生がいない
  • 自分で解決できず挫折することも

 

ピアノを独学で始めると、行き詰まることが多いと思います。

 

・これはどの指で弾けばいいの?
・このリピートはどこに戻るんだっけ?
・楽譜通り弾いてるはずなのになんか違う気がする

 

こんなときに助けてくれる先生がいないのは、独学ピアノの難しいところですね。

 

そして解決できないと、挫折へつながってしまうのも注意です。

 

でもピアノ教室も行き詰まることくらいあるでしょ?

 

と思うかもしれませんが、僕は1度もなかったと思います。

 

いつも行き詰まる前に先生が助けてくれましたし、

 

「ここはどうやれば弾けると思う?」

 

などと面倒な学校の先生みたいな感じで、考えさせられた記憶もないです。

 

もちろん、難しい曲の練習は時間がかかりましたが、前に進んでる感はちゃんとありました。

 

ただ、視点を変えると、独学には試行錯誤できる楽しみがあるということです。

 

僕は独学になって、どの指で弾くかを考えるだけでもかなり新鮮でしたね。

 

そんな感じで、困ったときは視点を変えてみる、なんてのも独学ピアノのコツだと思います。

大人から始めるメリットもある

「ピアノ=こどもの習い事」

 

というイメージも強く、大人から始めても遅いのでは?なんてイメージもありますよね。

 

しかし遅くないどころか、実はメリットもたくさんあったりします。

 

大人ピアノのメリット
・集中力がある
・こどもより指が動く
・演奏記号の理解力がある

 

たとえば、僕がピアノを始めたのは4歳のときです。

 

当時は、

 

・鍵盤の前に30分も座ってられない
・ジャンケンの手ができるかあやしい
・やる気がない日のレッスン態度は本当にひどかった

 

と聞いています。

 

さすがにこんな子よりは早く上達できそうですよね。

 

ちなみにやる気がない日のレッスン態度は、今でも覚えてます←

 

まあそんな感じで、スタートダッシュは大人の方が有利だったりもするので、覚えておきたいですね。

【まとめ】ピアノ教室と独学のメリットについて

この記事ではピアノ教室と独学、それぞれのメリットや注意点についてまとめました。

 

ピアノ教室について
〇先生からのアドバイス
〇正しい姿勢を学べる
〇質問ができる
×自宅での練習は欠かせない
×仲良くなりすぎは注意

 

次に独学です。

 

独学ピアノについて
〇弾きたい曲を演奏できる
〇自分のペースで練習
〇費用がおさえられる
×同じ曲ばかり弾いてしまう
×挫折率があがる

 

そしてピアノを大人から始めるメリットがあることも、覚えておきたいですね。

 

記事はこれで以上です。

 

他の記事では、僕のピアノ経験についてまとめていたりもします。

あわせて読みたい

こんにちは、おとぎです。   近年、ピアノ男子という言葉を聞く機会が増えてきました。   多くの人が憧れたりもしますが、本当に良いことばかりなのか気になりますよね。   そこで今回は、ピアノ男子のあるある[…]

あわせて読みたい

こんにちは、おとぎです。   「ピアノを趣味にするメリットって?」 「大人からじゃ遅いかな?」   趣味で音楽といえばピアノ、なんてイメージの人も多いと思います。   そんなピアノのメリットを調べ[…]

 

良かったら参考にしてください。 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。